ホワイトデーの昨日は富士見パノラマスキー場から入笠山へ。尾瀬のアヤメ平の予定だったが、雪の予報だったので晴天域の山に変更となった。ゴンドラ終点から、初心者向けのBCスキーコースとのことで、根子岳のようなところを想像していたが、全然違った。
まず登山者が多かった。ハイキングではあまり登りでがないのでこんなに人気があるのかと驚いた。また、根子岳のように黙々とシールハイクをするわけではなく、林道を辿ったり、狭い所、急な所もあって、大勢のハイカーの迷惑にならないよう、変な所をトラバースしたりして進んだ。そうこうしているうち、奥さんの足が痛みだし、かなり時間がかかってしまった。
下降は、これまたハイカーの迷惑にならないよう、登山道から距離をとって、樹林帯をツリーランで下った。雪質はモナカというか堅雪というか、これが曲がれない。
かなりの緩傾斜なのに全く切り返しが出来ない。得手不得手があり、右ターンはなんとかなるが左に曲がるときはフルボーゲンでようやく曲がるレベル。ハイカーの皆様がソリ遊びに興じる広場があり、スキーにも最適だったが、人目があるのでそこも回避し、樹林帯から林道に出て、最後は登りになるので板を外し、担いでゴンドラ駅に戻った。
そこからは整備されたスキー場。急斜面注意の表示が出ている、このスキー場の看板コース。多くの初心者と思われる人がボーゲンや横滑りでおっかなびっくり下っている横を、フォームは悪いが派手なジャンプターンも混じえて滑り降りてみせる。正直なところコケる気がしないのだが、なんでさっきの所は滑れないんだろう。どういう練習が効果的なのか、探求は続くといったところ。
鍼治療中の奥さんの脚は、かなり痛くなってしまった様子。落ち込んでいる奥さんに、ホワイトデーなのでシフォンケーキを焼いた。
買っておいた生クリームをホイップして、つけて食べた。ちょっとは元気出たかな?
