タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

ヒザのその後

ハセツネでさほど悪化しなかった膝が痛い。

下の廊下はヤマレコマップを稼働しながら歩いた。距離は30㎞弱なのはいいのだが、累積標高が、登り4500m、下り5400mと出た。そんなにあるの?

ちなみにハセツネは65㎞で累積5500mくらいだから、下の廊下の方が、はるかに険しいという事になる。間違いだと思うけど。   

近所の整形外科に行ってみた。以前手首の痛みを診てもらったところだ。

普段は疼く程度で動かすのは問題ない。ハセツネも完歩出来てしまったのだから、たぶんちょっと走るくらいはできるのだろう。しかし深くは曲げられず、曲げていくと膝の裏側が痛くなって曲げられない。しゃがめないので、草取りとかする植木屋には辛い。

私は医者ではないが、深く曲げると裏側が痛いというのは、骨が少しズレているか、転んだ衝撃で骨が欠けて、浮遊関節が引っかかっているのかどちらかだろうと考えた。後十字靱帯が損傷している可能性もある。骨ならレントゲン、靱帯ならMRIを撮ればわかるだろう。MRIを撮ってくれるかわからないが、医者の見立てを聞いてみよう。

というわけで行ってみた。医者は、ちょっと触って、「曲げてみて」とかは言わずに、レントゲンだと言った。MRIはないらしい。

レントゲン写真はすぐに出来た。浮遊関節はない。半月板が潰れている感触もない。昔、MRIなどなかったか、一般的ではなかった時代に、レントゲン写真で白っぽくなっているのが炎症だと言われたことがあった。写真を見ても、素人の私では、どこに炎症があるのかわからないし、先生もそれについては語らなかった。

痛むなら、変形性膝関節症かなとおっしゃる。転倒の衝撃で、潜在的な症状が出たかもしれないとのことだ。飲み薬の炎症止めを処方してくれた。湿布薬は、かぶれてしまっているので、塗り薬にしてもらった。炎症止めを1週間飲んで、変化がなかったらまた来てください、わかりました。

経口薬の炎症止めという作戦は思いつかなかった。ひたすら保管療法しかないと思っていたが、プロの医者に診てもらってよかったと、処方箋を持って隣の薬局に行った。

けっこう待たされて、呼ばれて行くとロキソニンジェネリックを渡された。なあんだ。

市販薬でも強い部類のロキソニン。胃腸薬と一緒に出てきた。胃腸薬が要らない強度に抑えてある市販のロキソニンでもけっこう効く。奥さんはトレイルレースで4錠飲んで痛みは引いたので完走できたが、その後しばらく内臓がおかしかったそうだ。

これを1週間飲んだら痛みは引くでしょう。

ロキソニンもどきはそのまま薬の棚にしまった。湿布塗り薬はありがたく使おう。

FTRは諦めた。

早く治らないかな。