タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

渾身のタイムアタックだったが

バクダン投下してきた。

いろいろタイミングが重なった。先週来の動きに加え、週明けの会議で監査役のコワい女性が訳のわからない指摘をしてきた。売上総利益ではなく営業利益に注目せよと。当社の資料は月次の資料としてどちらも提示されるが、販管費は毎月ほぼ定額なので、言っている意味がわからない。引き算すればいいじゃん。

まあ、アンタ(私のこと)みたいな無駄に高給な奴がいるから儲からないのよ、うふ、そういう意味ですか? 

若干返答の口調がきつくなったのは認めよう。そうでなくてもワタシは顔が怖いので、レディに対して良くない事であった。ミツグちゃん謝っておいてね。

この流れで、若い上司に60歳で辞めると言うことができた。監査役に感謝だ。ありがとうございました。

若い上司は形だけ慰留してくれた。随分前に退職して、転職先で花開いた後輩が、全然引き止めてくれなかったのを暫くネタにしていたが、多分そうとう悔しかっただろうな。

嬉しい副反応として、下腹部に出ていた発疹がピタリと止まった。そんな事もあるんだ。

バクダン投下の翌日は4か所現場を回って伐採したり剪定したり現調したりした。最後に八王子に回り、去年、生意気植木屋に枝おろしを頼んだ施設に行った。ちなみに彼はかわいい柴犬と彼女と同居を始め、人生初の手術入院を経験して、少し人間が丸くなった。

この施設の周りは、ナラ、クヌギ主体の雑木林。というとアレ、カシナガである。

自分的にカシナガがブームになったのは2021年の秋頃なので、去年の作業時はノーマークだった。ブームが来た頃は、ここはもうフラスだらけになっていたと思われるので、気を回していても手遅れだったと思う。ほぼ全てのコナラ、クヌギが穿孔されていて、結構な大木が枯れている。ナラ林として、もう手遅れに見えるが、無傷の木も数本はあるし、穿孔されても枯れていない木が多数あるので、やるだけのことはしたい。オーナーがお金を出してくれればのハナシだが。

さて、ここに来たのなら高尾山に行くしかない。駐車場に着いたのは営業時間中であるが、会社スマホは車に置いてiPhone持って出るので、それだけで罪悪感が激減してしまう。まあもうバクダン投下後なので怖いものなしだ。

タイムアタックだな。と何故かそう思っていた。ちょっと脚が軽かったのもあるかも知れない。稲荷山コース入口の橋でちょっと立ち止まり、ストップウォッチをオン。そこからは突っ込み気味のペースで走る。オーバーペースだな。すぐに酸欠に近い状態になる。それでも頑張り、急な所も歩かない。稲荷山手前の階段も駆け上がり、平坦部に出る。ここで息を整える事なく頑張る。ペースは落ちているかもしれないが、途中2回ある急登部分もなんとか歩きを回避。板段を駆け下り、トラバースに移ろうという辺りでオレンジネット出現。工事中通行止めだと。

タイムアタックはあえなく終了となったが、ここまで頑張ってきたので、そのままペースを落とさずに6号路に向かう。斜めに下っていき、沢筋まで下らされる。6号路は沢筋の道なので、飛び石や沢またぎなどの必要がある。もう薄暗いので突っ込んではいけない。その為ペースはだいぶゆっくりになってしまった。沢筋から離脱するとまずは緩い登りなので再び頑張る。そして長い木段。一応走って登る。管理用車道に出たら、よくまあ脚が残っていたねというくらいのペースで走って登る。山頂到着は32分50秒。

f:id:sandyou:20220119210152j:plain

満月だったそうだ。それも一年で一番小さい満月。結構大きく見えましたが。

f:id:sandyou:20220119210341j:plain

木々の間から見える光は満月です

帰りはいつもの吊橋経由。金毘羅分岐からJR高尾方面へ。

f:id:sandyou:20220119210623j:plain

iPhoneだとこんなに写るのね


距離8.3km、累積459mだって。いいトレーニングになった。