タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

秘密基地へ

秘密基地にはご無沙汰していた。忙しかったのだと思う。山に行かない週末や、仕事の途中で立ち寄れる時には行って、窓を開けて風を通していたが、数ヶ月にわたり放置してしまった。アプローチの坂道は、繁茂した道の両側の茂みと、コンクリートを覆う落ち葉で、魔境の雰囲気で支配されていた。

実は、本庄での仕事の帰りに、2、3回立ち寄っている。家でも会社でも荷受け出来ない仕事用の資材の、荷受け場所としてモノタロウに登録したのだ。荷受け場所であることを示す看板を立てて、横浜市都筑区で使用する予定の土留材をここに降ろしてもらった。荷物はアプローチをやや塞ぐ形で置かれていて、運び出さないまでも、少し移動しないと車が入れない状況だった。

本庄に仕事で行くついでに寄って、草を刈ったり、その荷物を移動したりすることを画策していたが、どうも無理そうなので休みを取って朝から秘密基地に行くことにした。

ストーブに火を入れ、まずはコーヒーを淹れてまったり。さて、草刈りだ。

刈払機を物置から引っ張り出し、エンジンをかける。エンジン始動まで、かなりの回数スターターを引っ張ったが、無事に回りだした。年に2、3回しかエンジンをかけないのに、よく動いてくれるものだ。

家の周りをナイロンで飛ばして、チップソーに替えてアプローチ周りを刈った。ブロアで落ち葉を吹き飛ばすと魔境感が少し改善された。草を刈った場所にモノタロウ荷物を移動すると、きれいになったアプローチをカリブで登ることができた。

建物内のカビもなかなかのモノだった。以前から建物内に湿気がこもりやすいのだが、今回窓を開ける際に、ほとんどの窓ガラスが結露していた。月に1回でも来ていればこんなことにはならないのだが、今回はご無沙汰しすぎた。おかげで、床のフローリングに、目地の所を中心にカビが広がっていた。ここ数年はカビを見なかった階段にも生えている。

オスバン液を作り、ウエスを浸して拭き取った。階段や、ちゃぶ台も拭いた。この日は乾燥した日で、窓全開でストーブもガンガン焚いたから、だいぶ湿気は飛ばせたかと思う。きれいになった部屋でリモートワーク。この日のお仕事ノルマと考えていたメニューは終わらせることはできた。

草を刈って、お仕事して15時には撤収して山へ、などと企んでいたが、終了したのは17時だった。鍵を閉め、水道の元栓を閉めて、大佐に挨拶して秘密基地を後にし、雀川公園に移動したが、また仕事の連絡が入って対応していたので遅くなってしまった。まあいい、明日も来るし。

 

翌日は本庄で仕事。午前中で大半のメニューを終わらせて、15時には本庄を出て秘密基地へ。昨日掃除した部屋でちょっとリモートワークしてから雀川公園へ。

雷電山を発見したときはしょっちゅう来る気でいたが今回で2回め。もう薄暗いがライトは持っていない。スマホのライトで走れるかな?

前回は最後で歩きが入ったが、何とか全部走って上がれた。下りはじめでライトオンして、スマホをかざして走ったがなんとかなった。便利なツールである。

5kmで累積300mオーバーは彩の国なみの強度だ。ここを10往復すればNorthなりSouthの練習が出来るという事だが、まあやるまい。

次回の秘密基地来訪は、モノタロウ資材の回収時になりそう。来てみればやはりなんだか楽しい。やりたいことがあり過ぎて、秘密基地のケアが薄くなってしまっている。やりたくない仕事の為に、時間の大半を削ってしまっているからだと思う。

 

あと少しだ。