タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

簡易な参列

下請けの社長さんが亡くなった。まだ50くらいだった。

赤の他人でも、人の死というのはメンタルに来るものだ。週末はFTRの試走のつもりだったが、すっかりやる気が失せてしまった。

それで土曜日は、鬱々として内職をして過ごした。退職に向けて、溜まっている仕事が片付くと少し気持ちが軽くなった。それで日曜日は、走りに出られた。

富士山は見えなかった。大岳山は見える。随分遅く着いたものだ。

 

山回りで多摩湖まで。10.7km、ペースは5.36/kmと出た。累積標高差200あるらしいから、結構いいペースだ。
お通夜が本庄であるので午後はそちらに向かう。秘密基地に立ち寄り、ストーブに火を入れて一息つく。

先月、エレファントカシマシのポニー1枚目、「ココロに花を」がアナログ盤で発売された。奥さんが当然買ったが、現在我が家にはレコードプレイヤーはない。もう使っていないターンテーブルが秘密基地にあるのでそれを回収した。ベルトドライブのベルトが切れて動かないので、まずは合うゴムバンドをネットで探すところからだ。

名盤3枚と共に回収

 

お通夜は18時からだったが、17時過ぎには会場に着いた。車で待機しているとカリブの窓を叩く者が。久しぶりに会う工藤さんだった。せっかちな老人は、式までまだ時間があるのに受付に行こうと言う。行ってみると記帳に誘導され、ビニールシート越しに御香典を渡すと、直ぐに焼香してくれと係の人が言う。祭壇に向かうと、施主である父親が、親族席に小さくなって座っていた。

お焼香をして、挨拶して、そのまま退場となる。

工藤さんによると、最近の葬式は、コロナでこんな感じなんだそうだ。