タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

竹沢地区運動会

秘密基地のある部落での運動会。毎年、10月の最初の日曜日に行われていたが、コロナで3年間開催されなかった。秘密基地を購入してから、ほぼ毎年参加してきた。最初のうちは奥さんと一緒に来ていたが、そのうち単独参加になっていった。

この部落の行政単位は「区」で、その上に「地区」がある。運動会は「地区」合同で、8つの「区」が色んな競技でしのぎを削る。最初に出たころは、旗振りの人も若く、8地区内での優勝は無理でも、せめてAクラス入りはしたいと、9月の週末に事前練習会なども行なわれていて、結構みんな真剣だった。しかし、わが部落は近年高齢化が深刻で、なかなか選手が集まらない。どうも、中間層がいないようだった。そこで、地区対抗リレーに30歳代の枠で出場したりもしていた。

今年は4年ぶりに開催される。コロナの余波か、3年間の中止でやる気が失せたのか、以前と異なり半日だけの開催となった。毎年参加していた1500m走はなかった。一番盛り上がるはずの、地区対抗リレーにも、わが部落は不参加だった。

会場に行くと、60m走に出てくださいと言われた。女子、45歳以上、45歳未満の3クラスがある。45歳以上のクラスにエントリーである。

コロナ前の最後の大会でもこれに出た。その時はハムケツが痛かったから、本調子ではないし、もともとスポーツの苦手な子供だったので、運動会のかけっこは嫌いだった。そんな私が、代表選手としてスタートラインに立った。45歳以上、と言っても、私と同世代、もしくは上ではないかという御仁も並んでいる。どこまで行けるかやってみようと頑張ったが、さすがに田舎のかけっこ自慢が集合しているだけあって、見事にビリだった。

今年もビリだろう、みんな速いからな、と思いながらスタートラインに立った。クラウチングではない立ったままのスタート。全速で飛び出したがやはり他の人の方が速い。そこで力を抜けばよかったのだが、隣とは肩が競り合うほどの差だ。夢中で加速したら見事にコケた。前回より差がついて、ビリでゴールした。

まあ、ウケたので良しとしよう。その後、綱引き、ボール送りリレーなどに出場し、お弁当をもらって昼に解散した。このところ疎遠となってしまっている部落に、まあ少しお手伝いできてよかった。

 

秘密基地の周りは草ボウボウ。今週は金曜日に軽トラ一台分の草取りをしたばかり。秘密基地回りも草刈りをしたいが、短パンで来てしまったので無理。その代わり床をオスバンで拭いてきれいにした。転んだ時に打った膝が痛い。来週はハセツネだっていうのにマヌケな話だ。とりあえず帰り道でドラッグストアに寄って、冷やすものを手に入れよう。