タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

鳩待峠まで雪なし

尾瀬至仏山に行った。今回は奥さんと一緒。緊急事態宣言前日のこの日、何処にも寄らずに、誰にも会わずで行けば、感染拡大にはならないだろう。結果は、至仏山までは届かなかった。要因は天気かな?前日の予報では冬型だが晴れだった。しかし、予報より寒気が強ったか、張り出しが大きかったのだろう。
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沼田インターを出ると雨だった。パラパラと、いかにも寒冷前線的なやつ。すぐに止んだが、戸倉では雪になった。
二週間前の山レコ記事で、鳩待峠までの道路はすぐに雪道になるとあったが、これがなかなかならない。水上方面との分岐の橋まで来てもアスファルトのまま。結局、鳩待峠すぐ手前まで黒い道だった。鳩待峠に着くと天気はまあまあだが風が強かった。至仏山方面は厚い雲に覆われていた。
シールを付けて登り出す。今回の板はHAGANの99cmにした。「ショートスキーは下山手段」上等ということだ。前回の巻機山で悟りが開けた気分だった。早く下る(速くではない)為の道具。素晴らしいじゃないですか。今回は林道が長いので、ここの時間が短縮出来ればと考えていた。この点では大誤算だったが。
鳩待峠で13時だったので、登り三時間、下り一時間で日没前には峠に戻れると踏んだが、そうなると車に戻るのは早くて20時になってしまう。それに、至仏山はガスと雪煙の向こう側だ。
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かなり手前の1866ピークで終了とした。スキーが久しぶりの奥さんはかなりビビっていたが、僅かな距離だったが楽しく滑り降りた。除雪終了地点で板を担いで、再び林道歩き。10km以上ある林道だが、綺麗な森が続くので不快ではなかった。
片品の道の駅でトイレを借りたのみで、ノンストップで帰宅。感染リスクはほぼゼロで良かったかな?