タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

腸脛靭帯炎

ランナーの多くが抱える膝の故障、腸脛靭帯の痛みは、長くワタシも体験してきた。何年か続けて、ハセツネのCP1浅間峠辺りで痛くなり、残り50キロを走れず、歩き通した事がある。下りが走れないので、どうにもならなくなってしまう。
腸脛靭帯の痛みは、裸足感覚シューズを履いたら劇的に解消した。走るフォームが変わって、膝への負担が少なくなったのだろう。
緊急事態宣言下の大型連休を向え、5月1日は仕事だったが、仕事先まで通勤ランを敢行した。距離は30キロ。頑張って早起きしたが、制限時間は3時間半に設定された。キロ6分キープで良い筈だが、御時世柄マスク着用、仕事用のPCも負荷としてリュックに入っている。20キロ過ぎると失速し始め、最後はキロ6分半も怪しくなった。
25キロ以降は腸脛靭帯が痛み出し、我慢の走りになってしまった。何とか走りきり、そのまま仕事に入った。
翌日は休み。朝から奥さんと、近くの公園に走りに出た。ダメージがひどく残っていたので、気が進まなかったが、30キロ走は内緒でやっているので、涼しい顔で付いていった。
予想通り、腸經靭帯がだんだん痛くなり、約3キロで離脱し、歩いて帰宅した。すぐにアイシングしたが、感触としてはそれほど重症ではなさそう。その日は筋トレもやめて、お灸と湿布でケアした。
翌日の昨日、連休も中盤。庭木の剪定を済ませた後、夕方から奥さんと走りに出た。フォーム矯正のため、靴はビブラムの五本指を選択した。この靴は、腸經靭帯の痛みと決別できた素晴らしい靴だが、調子に乗って使っていたら足裏を傷めてしまった苦い経験がある。普段は買い物などに歩いて行くときに使っていた(一番近いスーバーまで1キロある)。これで走るのは久しぶりだ。
この靴を履くと、足が本当に軽く感じる。個人的なヒルクライムでタイム計測しているルート、高尾山稲荷山コースと大山日向薬師コースのPBは、どちらも五本指を履いてのものだ。昨日も足は軽かった。起伏のあるいつものコースを約9キロ走った。腸經靭帯は痛まなかった。
外出自粛の重苦しい連休の初頭に、30キロ走で景気づけしようと思ったところに腸經靭帯を傷めて、さらに重苦しくなっていたが、何とか元に戻した感じ。今日は雨なので無理はしない。明日は奥さん出かけるようだ。さて、どうしようかな?