丹沢に近い物件から、枯木が目立つので何とかしてほしいと連絡があった。マキタの電動チェーンソーを導入したので、こういう依頼は気軽に受けられるようになった。このところ割とヒマなので、午後イチの待ち合わせにして、大山行けるかな、高尾山かななどと考えつつ129号線を南下する。丹沢は雪山と呼んで差し支えないほど真っ白だ。大山に行くとなると苦労しそうだ。
国道129号線沿いには安い中古車屋さんが多いのだろうか。ヒト桁の数字が書かれたプレートをつけた小型車が見えた。車は30万までという意識があるので、安い中古車屋さんをみつけると、どうしても目が行ってしまう。ユーノス30万か、ナンバーついてないけど走るのかな？
現地にはずいぶん早めに到着。マックでリモートワークと、コンビなどいただくが、そんなに長居も出来る訳ではない。他に居場所はないかとマップを見ると、相模川沿いに公園があるらしいので行ってみる。
相模三川公園と言うらしい。駐車場は17時までだが平日は無料。綺麗なトイレもある。いい場所を見つけた。
この物件に来る時、出来れば大山といつも企んでいるが、立場上行きづらくなっているし、大概は時間切れでストレスを感じて帰ってきていた。こんな近くにランニングサイトがあるなら、ストレスの捌け口にピッタリだ。
枯木は何本かあり、マキタで刻んだが積み込むのに苦労した。素早い対応に、お客様に感謝されて現場を離れ、公園に戻った。
強風の中5.4km、5.46/km。ペースの事はもう考え無い方がいいのかも知れない。ゆっくりでいいので、走れる体質を維持しよう。そういう意識で彩の国に備えるつもりだ。
駐車場閉鎖前に車を出し帰路に着く。再び129号線。北上しながら先程のユーノスを見てしまう。16号線を右に、石川でそれて多摩大橋を渡り、マミーマートの駐車場に入れる。いつものおトイレスポット。家の買い物のついでに大きめゴミ袋を買って、刻んだ枯木を家庭ゴミにすべく詰め込む。その後ラジオを聴きながらPCを開いて仕事。キリのいいところでPCを閉じてエンジンをかけるが、かからない。
セルは回るが、カタカタと変な音で手応えがない。時間を置いて再度試みるが不発。困った。
バッテリーな気はするが、セルがイカれた可能性もある。二代前のカリブで、タイミングベルトが切れた時とは違うようだ。23万キロだ。もうダメなのか？来るべき時が来てしまったのか？
朝から中古車屋をチラ見して、さらに枯木を大量に積み込んで、そんなら俺はもういいや、と思われてもしょうがない。それだけの事をこの車にしてきた。そうか、こうして今年の冬山は終わるのか。これが罰か。
JAFが割と早く来てくれた。陽気な隊員さんは「あーバッテリーですね〜」とケーブルを繋いで、あっさり復活させてくれた。え？大丈夫なの？
バッテリーは交換して4年経っているので、そろそろ寿命かもしれないそうだ。バッテリーくらいいくらでも交換しあげるね。
もう中古屋の前通ってもチラ見しないようにするから、ご機嫌直してね。
