タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

読売ランド坂練

百合ヶ丘の現場に行くときは、多摩川原橋を渡ってよみうりランドを越えて津久井道に降りる。以前ランド坂を通勤ランで走った事はあったが、坂練が出来ないものかと考えてみた。ネットで検索するとVロードというのがあるらしい。
百合ヶ丘の現場はいくつかあるが、この日行ったのは、この管理会社から頂いている仕事の中で最悪の物件。百合ヶ丘の大規模マンションにありがちな、山の斜面に張り付くような構造で、上下移動は階段のみ。最上部にあるお庭の枝葉を、シートにくるんで人力で降ろす。鶴見には逆に枝葉を上に上げる物件もあるが、百合ヶ丘のやつは階段が長く、降ろすと言っても大変苦労する。この物件は何故か単価が安く、どこに頼んでも1年で音を上げるので、今回来てくれるイトウ君で5社目である。
20万程度の予算だが、普通にやって10人、上手くやっても8人かかる。そこに初日は3人で来た。イトウ君と、明らかにバイトの若者と、イトウ君の奥さんと思われる若い女性。職人1名手元2名の布陣だが、大丈夫か?

来年はもう来ないので、出来るだけ手伝いたくなかったが、最後に見落としそうな場所の草刈りはやっておいた。時々状況を見に行くと、適当に手を抜いて作業しているようだ。そのせいか難所はこの日で片付けた。イトウ君としては、品質に納得していない様子だが、3人でここまでやれたら十分だ。翌日は増員して残りをやると言ってくれたので安心だ。
引退するに当たり、立ち会いや手伝いが必要な現場は減らしておきたかったので、この日の収穫は大きかった。末永く頼むね、イトウ君。
仕事中に、一番長いD階段を3回駆け登っておいたが、現場を撤収してよみうりランド坂練に向かう。車は、京王よみうりランド駅近くのサンキに置く。駐車料金は無料で、以前は見つけられなかったフードコートも見つけた。坂練のベースで内職も出来そうだ。いい場所を見つけた。
高架をくぐって駅まで行き、短い階段を上がって小さな駅前ロータリーに出ると、自転車ロードレーサーが数台、左方向へ駆け上っていく。なるほど、こっちか。
コインパーキングの入口辺りから、坂道が始まっていて、少し先にスタートの黄線が引かれている。そこから読売ジャイアンツの選手や監督の手形が、ゼッケンとともに展示されている。
どうせならその黄線の所でストップウォッチを押す。700mと聞いているので、ダッシュではなくやや上げ気味位で走ってみる。
手形は、ゼッケンの大きい順から並んでいて、スタートは100番超。88番の原監督を過ぎると知っている名前はない。ジャイアンツの練習場手前で00番の手形があり、ゴールと書かれた黄線が引かれているが、坂は続いているので走り続ける。そこから数えて3本目の外灯で坂は終了で、その先の消火栓の看板をゴールとして時計を押した。3分56秒。
ジョグで戻り、駐車場入口で折り返して2本目。同じところで時計を押す。3分56秒、同タイム。
3本目、そういえば永久欠番の人はどうするのだろう。特に16番沢村投手。手形は取ってあったのか?
疑問は坂後半で判明する。16番はなかった。3番長嶋茂雄も、1番王貞治もなかった。現役だけなのか?選手が変わったらどうするんだ。
5本目辺りで、疲労で真剣味が下がった為か、「G」マークのプレートがあるのを見つけた。遺跡のように埋められているが、時々更新しているらしい。
3本目は、最後の平地でペースアップしてみた。ペースアップ直前から、何かが背後から迫る気配を感じていたが、追走してきた速いランナーがいて、危うくぶち抜かれるところだった。タイムは3分58秒。
速い人が先行して降りていって、ワタシのスタート地点を過ぎて、ロータリーまで行って折り返してきた。そうかホントはあそこからか。
4本目はかなり頑張って3分57秒。これでほぼ出し切って、5本目は4分10秒まで落ちた。下る頃に西の空が赤く染まり始めた。



車に戻り、申し訳ないが、買い物はせずに駐車場から出た。汗まみれで、売り場に行くナリではなかった。次回は何か買うからね。
エアコンをフルにかけてシャツを乾かした。夕焼けが空一面に広がり始めたので、是政手前の公園に入って写真を撮った。



スーパーに寄り、今年の梅を2kg購入。入浴前にスクワット100回やってこの日の活動は終了。駐車場を含めていい場所を見つけた。収穫の多い日だったなあ。

今年も無難に2kg



週末は富士山2回目だ。週末前の金曜日は重い会議がある。なんとか乗り切って、出来れば東洋館辺りまで行こう。