タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

ワラーチ2号機と3号機

ワラーチの2号機、3号機を作った。ソール材にしたのは、100均で買ったジョイントマット。

ジョイントマット(ブラック、2枚) | 【公式】DAISO(ダイソー)ネットストア (daisonet.com)

1号機の原価の大半はビブラムシートが占めていたから、これで作れればかなり安く作る事が出来る。素材はもちろん100均の物だから強度は心配。厚みはあるから、歩き心地はいいのかなと思って作った。

【DIY】ワラーチの作り方。材料はAmazon、道具はダイソーで揃います | 旅とラン (tabitorun.com)

1号機もこのサイトを参考にして作った。足からはみ出ると、引っ掛かって歩きずらいので、足型ぴったりに切り抜け、と書いてあるが、2号機からは若干大きめにソールを作った。ソールからはみ出てしまうと、もうどうしようもないからだ。

また、ソールに足を置いて、親指と人差し指の間にマーキングして穴をあけよ、となっているが、1号機で穴を1㎝バックさせて開け直したので、そこはそうした方がいいと思う。2号機と3号機は、1号機の穴の位置をコピーして開けた。

強度的に心配なのはこの鼻緒の要になる穴だ。1㎝ずらして2個穴を開けて鼻緒を通すが、この1㎝がワラーチの最終強度となる。ここが千切れたらこの草履は終わりだ。たぶん、一番力がかかる部分だろう。

ビブラムソールはなかなか強度があるから、簡単には千切れないと思う。パラコードが擦り切れる方が先だろう。ダイソーマットではかなり不安だ。2号機は1号機と同じ1㎝間隔で穴を開けたが、3号機は2㎝位にした。さらに、パラコードとソールの間にゴリラテープを挟んで補強した。

3号機を履いて、用事ついでに走ってみた。保険として、1号機をリュックに入れて走ったが、10㎞は持ってくれた。穴の周辺も変形していないので、しばらくは大丈夫そうだ。しかし、右足の穴の位置が悪かったらしく、内側に親指がはみ出しそうである。

これを穴を開け直して修正した。穴だらけにすると強度が落ちるから、1つだけ開け直した。

これを履いて翌朝に朝ラン。桜は八重桜に変わっている。

ワラーチで走る人は、「ワラーチで走る俺ってすごいだろ」感があって胡散臭いと、ある女性が言っていたらしい。それを聞いたときは、まさしく賛同していたが、走ってみると、あまりにも足が軽いので、病みつきになってしまいそうだ。

ナチュラルフラットな走りが身に着くので良いとは思う。しかし、レースは靴で参加するから、重い靴で走るトレーニングも必要だろう。ただし、ワラーチに慣れてしまうと、踵のドロップの大きい靴は走りにくいと感じてしまう。今後は靴選びにも慎重にならねば。

修正されました