タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

寝不足は良くない

頑張ったつもりだった。洗濯と布団干しは当然のメニューとして、本棚を解体し、バラの苗を植え替えた。奥さんのリクエストの蒸しプリンを作り、同じレシピ本に載っていた蒸しカステラも作った。晩ご飯は奥さんの大好物の餃子。ここまでやったので、翌日八ヶ岳に行くのを、快く送り出してくれた。はずだった。

しかし、夜をダラダラと過ごしてしまい、就寝時刻が23時半となってしまった。八ヶ岳でワンデイをやるには、過去の実績から2時起床、2時半出走が標準だ。睡眠時間2時間半ではさすがに厳しいので2時半に目覚ましをセットして寝たが、布団に入る時点で、なんとなく無理だなとは感じていた。

布団を干して、シーツも洗って干したのも影響した。アレグラもどきを服用しているが、花粉症の症状はそれなりに出る。1時間くらいうとうとしたあたりから、鼻水が溢れ始めて大変な状況になってしまった。布団とシーツに、たっぷりと花粉が付いていたのだろう。2時半のアラームに反応して起きたが、睡眠不足と強烈な花粉症により、とても出発する気にはなれなかった。

 

行先はさんざん迷ったのちに権現岳東稜と決めていた。山に行ける日に、どこに行くか迷わないように、いくつか選択肢を考えてある。日帰りの場合は、八ヶ岳権現岳東稜か、巻機山での山スキーの、どちらか天気の良い方に行くことにしていた。どちらも天気のいい場合は権現岳東稜。今シーズン、旭岳東稜、天狗尾根と登ったので、あと権現岳東稜を登れば、地獄谷三部作がコンプリートする。たまたまではあるが、なかなかいい目標だ。

1泊出来る場合の選択肢は以下の3点

谷川岳 白毛門から巻機山縦走

・白馬岳主稜から大雪渓滑走

八ヶ岳 赤岳東稜

このうち、赤岳東稜は冬季期間に行かないと登攀価値が下がるので3月中限定である。同じ理由でに権現岳東稜も3月中限定。3月末の土日は、奥さんと旅行の予定が入っているので、赤岳東稜と権現岳東稜どちらも行くとしたら来週末がラストチャンスとなる。今シーズンはお泊まり山行をやっていないので、来週は奥さんにお願いしてお泊まり山行に行かせてもらおうと考えていて、ここに、上記3プランを充てるつもりだったが、今回行きそびれた権現岳東稜が残ってしまった。

どうしよう、来週また権現岳東稜に行こうか。お泊まりで行くのは、なんとなくクールじゃない気がする。出合小屋に泊って、登って、降りてくる。普通にみんなやっていることだが、せっかくのお泊まりカードは、お泊まりでないと行けないプランに使いたい。

それに、今日のように、山に行きそびれた時のプランも用意しておくべきだ。まあ、天気が良ければ布団を干すので青梅雷電山アタック、それ以外はコンピラかな。

 

 

いちおう、八ヶ岳の本日のてんくらは「C」。ほんとに荒れてるといいけどな。