危ないところだった。多摩川沿いの現場に行くのに、川沿いを走って行こうと南多摩で南武線を降り、是政橋から走り出した。以前スマホを拾った辺りまで来て、なんか背中の荷物に違和感を感じて、止まって降ろしてみるとリュックのファスナーがフルオープンだった。ありゃ?
一番上にあった筈のズボンがないので、少し戻ると路上に落ちてて回収。しっかり締め直して再出発。コースは右岸から、稲城大橋を渡って左岸に移る事にしていて、稲城大橋を真ん中あたりまで行った所で、ケシキでも撮ろうとしてはたと気付いた。
ズボンの上にスマホを入れてあったのだ。
慌てて逆走を開始。ほぼ新品に見えるiPhoneだ。落ちてりゃ誰か拾うだろう。オレは届けたけど、他の人はどうだろう。ダメだな。サボランしてマイスマホ落とすって最悪だな。スマチケ登録もしてるし、買い直す財力も無いし。
などと絶望しながら、下ばかり見て走っていくと、道端に黒い100匀ケースが置いてあった。よかった〜
自転車道の端にあったので、見つけた人が、多分持ち主が戻ってくるだろうと、横に避けてくれたのだろう。どなたか存じ上げませんがありがとうございます。
ランニング再開し、稲城大橋を渡って左岸に移り、現場前の土手のベンチで終了。色々あったので、南多摩駅を出てから1時間半も経過していたが、走った距離は7.76kmだけ。苦労したが成果は低かった。
この、ファスナーフルオープン事故は過去にも度々発生しており、予防の為のカラビナを付けてあったが、油断して使っていなかった。心のどこかで、勝手に開いちゃうのではなく、閉め忘れているのでは?、と思っていたフシがあり、カラビナ掛けを怠っていた。今後は必ず掛けよう。