タルキートナでバドワイザーを

群発頭痛により断酒した山好きオジさんが、定年後にアラスカのデナリを登って、祝杯としてアルコールを解禁することを目指す日記。

市役所から五合目(3回目)

無料で山頂まで行けるラストチャンスの日。天気はイマイチだが、当然ながら予定を組んだ。朝五時過ぎに家を出て、谷村PAまで来ると、なぜか旧車のカローラレビンとスプリンタートレノが並んでいる。藤原豆腐店カラーのパンダトレノとパンダレビンが多い。あとで調べたら、AE86のイベントではなく、そのエンジンの4-AGのイベントだったらしい。だから、MR-2もいたのか。

第2回4AGフェスティバル内容 | モグラハウスからのお知らせ (mogurahouse.com)

ここで運転を替わり、奥さんは走る格好になって助手席に乗り込む。河口湖インターを降りて富士吉田市役所へ。いっぱいいるだろうと思った試走のランナーは少なく、この時点ですれ違ったのは3人ほど。奥さんを市役所で降ろし、中の茶屋に向かう。国道のT字路では、河口湖に向かうAE86を見かける。

中の茶屋では、一番道路に近い場所に停められた。トイレを済ませて市役所に向かう。2日前に北向地蔵で坂練をやって、昨日は完全レストで、いいコンディションのつもりだったが、やや足が重い。還暦過ぎると、やはり疲れが抜けにくいのだな。

奥さんを市役所で降ろして、中の茶屋から市役所に向かうと、だいたい浅間神社の出口あたりですれ違う。今回、奥さんは久しぶりのまともなランニングだし、市役所からの試走は今期初だから、下手すると、浅間神社トイレ先あたりではと思っていたのに反し、公園と信号の間あたりですれ違った。思わず感動してしまうほどの頑張りだ。

4~50分差でのスタートになる。あまり奥さんを五合目で待たせないよう、頑張るしかないと思いつつ市役所まで走る。あまり調子は良くなさそうだが、信号の変わり目にスタート。

今日は信号にかからない。金鳥居は7分半。信号待ちなしではやや遅い。浅間神社トイレは17分半。これは少し速い。公園が23分。あれ?レースペース並みだぞ。十字路信号は29分10秒。速いな。

やはりこの辺りからやや失速する。せっかくここまで頑張ったし、信号待ちゼロなので、前回の44分よりは早く中の茶屋に着きたい。

中の茶屋は43分50秒。なんとか、44を見ずに済んだ。

ジムニーのリアハッチを開け、リュックを背負ってリスタート。天候不順から、もう山頂は諦めているので、水はペットボトル1本。リスタート時に、エナジージェルを1本すする。エイドロスは1分くらい。

大石茶屋はタイムを覚えていない。見なかったのかも知れない。ただ、大石茶屋に至る道の景色は覚えたので、木柵がなかなか出てこないのをイライラする事はなかった。大石茶屋から先は、かなり脚が終わっていた。なんとか、走る真似をして馬返しへ。1時間15分40秒くらい。

止まらずに歩いて、山道から走り出す。何とか走れる。しかし馬返し~2合目は23分かかり、そこから3合目まで10分かかった。5合目タイムは、2時間20分は切れなかったが、2時間24分と前回より速かった。

ちなみに奥さんは、馬返し、というより大石茶屋で撃沈して、御座石の先で追いついた。息を整えて、佐藤小屋に行くとちょうどやってきた。

5合目は風が強く寒かった。これより上には行くつもりはないので、さっさと降り始めたが、人気ブロガーのELB氏などは、ウインドブレーカーを羽織って6合目方面に上がっていった。この風では、6合目の登山指導センターのあたりで敗退だろうと思っていたら、中の茶屋に向かう車道で追い抜いて行った。

 

ELB氏を含め、強いランナーは5合目あたりの山道を元気に駆け上がっていく。ヘロヘロで走る真似をするしかないこちらとは大違いだ。冬の間も、ロードのマラソン大会に出るので、体が常に仕上がっているのだろう。こちらは、冬は雪山に行くので週末は走らないし、雪山に疲労を持ち込みたくないという言い訳で、平日もあまり走らない。

この考えが間違っているのだ。平日走っても、週末の雪山に疲労が残らない体にすべきなのだ。そうしていれば、富士登山競走の直前になって追い込み練習をして、不安な思いをしながらゼーハーすることもないだろう。

大会まで1か月を切った。疲労を考えると、練習できるのはあと2週間くらい。出来るだけ追い込んで、出来ればもう1回、市役所~山頂のゲネプロをやっておきたい。

そして、今年の冬は考え方を改め、月間100㎞は1年を通じて走るようにして、来年のこの大会に備えるのだ。